作品概要
本提案では,組み合わせることで様々な応用が可能になる伸び縮みするピン型構造に着目し,シンプルな自己完結型ピン型デバイスを提案する.従来の平面的なピンアレイ構造では,ピンを伸び縮みさせることで立体形状をその表面に形成できるが,その次元は 2.5 次元という制限があった.そこで我々はピンアレイディスプレイのすべてのピンを独立して自律動作可能なデバイスとして設計することによって,ピンアレイの曲面上への配置を可能にする.それにより従来のピンアレイでは表せなかった球や立方体などの 3 次元的な立体を表現することができる.このような再配置や 3 次元的な配置が可能な独立動作する新しいピン型デバイスの設計および試作開発を行い,3 次元的な配置の代表例として球状のピンアレイディスプレイの制作を目指す.
発表・展示実績
日時 | イベント名・場所 |
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2023年3月8日~3月10日 | 一般社団法人情報処理学会シンポジウム インタラクション2023 ポスター発表 |
2023年8月31日 | U☆PoC~UECアイディア実証コンテスト~2023 優秀賞受賞 |
2023年11月29日~12月01日 | WISS 2023: 第31回インタラクティブシステムとソフトウェアに関するワークショップ デモ発表 |
画像・動画




作成者
インタラクティブメディアラボ
杉本隆平